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"Untitled"

10/2に急遽上京し、目黒のBlitz Galleryで開催されているTomio Seike 「Untitled」を見てきた。

ライカを駆使され独特の世界観を表現されている、清家冨男氏の新たな試みと言うことで、
期待に胸を膨らませて行ったのだが、その期待は見事に裏切られ、大きな衝撃が走ってしまった。
期待通りと言うのはある意味「軒並み」なのかも知れないし、期待以上と言うのはある意味「期待通り」なのかも知れない。
しかしその期待が「裏切られた」と思うときの衝撃は相当なものだ。

展示の内容はある程度把握していたし、頭の中でも理解していたつもりなのだが、実際に作品を目の当たりにすると、すっかり言葉を失ってしまった。
「裏切られた」と言う表現は適切ではないかも分からないが、要はこちらの想像を遥かに超えるインパクトがあったのだ。
僕は「デジタル」で撮られて、「インクジェット」で出力されたプリントという先入観を持って見に行ったわけだけど、そんな先入観は邪魔でしかなかった。

作品1枚、1枚が醸し出す圧倒的存在感、まるで写真が語るストーリーの中に引き込まれていく錯覚を覚える感じなのだ。
写っているのは単なるオブジェや風景でしかないが、そこには「空気感」が写っているというありきたりな言葉では表現できず、オブジェや風景に潜む精霊が写っているとしか思えない雰囲気がある。
もうひとつ言えば、清家氏自身の魂が写真に写りこんでいるのだ。
その迫力が深々と伝わってくる。

もうそれだけで、この展覧会の写真に賭ける氏の意気込みを感じ取ることが出来る。
何の知識もなくこの展覧会を見ると、ライカで撮った手焼きプリントと説明されても、それを疑う人はいないのではなかろうか?
こう言う作品を見せられると、ライカがどうの、レンズがどうの、ましてやアナログか?デジタルか?なんて議論は、どうだっていい事のように思えてくる。

適正な機材を使って、自己の信念と情熱を持って撮影すれば、機材や手法に関係なく素晴らしい作品を生み出すことが出来る。そんな当たり前のことをこの展覧会は教えてくれる。
細かく色々つつけば、ある種の欠点やアラは出てくるのかもしれないが、そんな事を吹き飛ばして凌駕する魂がこの作品には宿っているのですよ!

会場には1点だけカラー写真が展示されていた。
これがまた良かった!
来月27日までの会期で、目黒のBlitz Galleryで開催されています。
詳しくはこちらへhttp://blitz-gallery.com/gallery_exhi_cur.html

一人でも多くの方に、ぜひぜひ見ていただきたいと思います。
絶対にオススメです!

津和野カトリック教会

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